お知らせ

第8回埼玉県環境住宅賞の受賞作品が決定しました!!

今年度は建築部門21作品、アイディア部門21作品、学生部門5作品、計47作品の応募をいただきました。
審査委員会における審査の結果、下記の通り受賞作品が決定しました。

なお、応募作品及び受賞作品は、令和4年1月29日(土曜日)に、埼玉会館第1展示室(埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4)にて展示を行います。

○埼玉県知事賞

  微気候を考えたパッシブデザインの家
  株式会社小林建設 代表取締役 小林 伸吾
  ■作品   ■作品概要・講評

○優秀賞(建築部門)

  緑と暮らすECO-APARTMENT
  株式会社夢・建築工房 代表取締役 岸野 浩太
  ■作品   ■作品概要・講評

○優秀賞(アイディア部門)

  『脱、スクラップ&ビルドの住宅展示場』~地域に寄り添い環境にいい暮らし方を提案する家~
  近藤建設株式会社 永島 利倫
  ■作品   ■作品概要・講評

○優秀賞(学生部門)

  未来はどこに、土に!
  埼玉県立熊谷工業高等学校 新井 康文
  ■作品   ■作品概要・講評

○審査委員長特別賞

  Tsubo Niwa 3
  株式会社YUUA一級建築士事務所 代表取締役 相原 まどか、Mimosa Ceratti
  ■作品   ■作品概要・講評

○協議会会長特別賞

  木立に佇む家 ~暮らしと光と風のリノベーション~
  株式会社OKUTA LOHAS studio デザインチーム
  ■作品   ■作品概要・講評

○入選①

  自然に溶けこみ、自然を利用する家
  株式会社小林建設 代表取締役 小林 伸吾
  ■作品   ■作品概要・講評

○入選②

  Casa Eri
  YSLA Architects 山村 健、ナタリア・サンツ・ラヴィーニャ
  東京理科大学 宮津 裕次 
  ■作品   ■作品概要・講評

○入選③

  超環境住宅分譲モジュール
  近藤建設株式会社 發智 良幸 
  ■作品   ■作品概要・講評

○奨励賞

  家族の時間と安心を作り出す 防災型ハウス
  埼玉県立春日部工業高等学校 髙木 彩花
  ■作品

○総評

 このコロナ禍の中、皆さんの住宅作品に対する情熱の熱さに驚きました。この時期に建築作品 21、アイデア部門 21、学生部門 5、合計 47 作品の応募がありました。その中身もいつもより考え抜いた作品が多いこともうれしいことでした。
 審査委員会の中で建築部門の約 8 割の作品が何らかの特徴ある評価を受けていたことも、それぞれの作品の高さを示すものといえると思います。
 また、今年はテーマをバイオクライマティックデザインとしました。地域の風土、気候をよく考え、それに適応する環境意識はどこにするべきかを考えた作品をと考えたものですが、省エネ基準の Ua、Ƞac 値と一次エネルギーの記載とともに 6 項目の環境配慮について、応募者が自分で記述することもそのような配慮をしてほしいとの気持ちからお願いしたものです。
 省エネ計算の値と一次エネルギーに関しては約 9 割の人が計算をしているようです。これも省エネ法の計算でエネルギーが分かるようになりさらに 6 項目の評価基準を考えてみると、さらに自分の設計に対して新しい工夫も思いつくことになり、さらに設計の楽しさは増えるとおもいます。
 それに応えてくれたのが今回の応募によく表れていて、審査会も賛同する意見が多かったことも良かったと思います。
 昨年の暮れから日本の省エネ住宅の方向性はさらに高くを目指して改正が行われようとしています。しかし、現在の省エネ法は外皮性能と一次エネという限定的な性能で考えていますが、バイオクライマティックデザインという考え方はもっと多くの環境配慮があり、それらを十分に考えると新しい建築が生まれてくるのではという期待が込められています。
 ぜひ今後も皆様が一層の精進をし、埼玉から新しい環境住宅が誕生することを願っております。

   審査委員長 中村 勉

関連記事

コメントは利用できません。
ページ上部へ戻る