お知らせ

第9回埼玉県環境住宅賞の受賞作品が決定しました!

第9回埼玉県環境住宅賞への応募は、建築部門・アイディア部門・学生部門の3部門に合わせて39作品の応募がありました。
審査委員会における厳正な審査の結果、以下の通り受賞作品が決まりましたのでお知らせします。

〇埼玉県知事賞(建築部門)
「洞(うろ)のような住宅」 ■作品
上田 祥史 様

〇優秀賞(建築部門)
「庭屋一如な家」 ■作品
株式会社小林建設 様

〇優秀賞(アイディア部門)
「自然と生きる家を手軽に」 ■作品
近藤建設株式会社 吉春 希望 様

〇優秀賞(学生部門)
「深谷市の住まい ~ふすまの可能性を探る~」 ■作品
埼玉県立熊谷工業高等学校 竹内 千花

〇審査委員長特別賞(建築部門)
「浦和美園E-フォレスト2021」 ■作品
株式会社中央住宅・株式会社高砂建設・株式会社アキュラホーム 3社共同

○協議会会長特別賞(建築部門)
「志木パッシブハウス」 ■作品
PASSVESCAPE Architbuild 代表 依田 忠道 様

〇入選(建築部門)
「四季を感じる家」 ■作品
こなから建築工房株式会社 代表取締役 藤岡 正洋 様

〇入選(建築部門)
「木漏れ陽の家 ~この地で職住一体の暮らし~」 ■作品
株式会社OKUTA LOHAS studioデザインチーム 様

〇入選(建築部門)
「太陽と風と共に暮らす家」 ■作品
株式会社小林建設 様

〇入選(アイディア部門)
「太陽光プルサーマル」 ■作品
近藤建設株式会社 發智 良幸 様

〇奨励賞(建築部門)
「こけのむすまで」 ■作品
株式会社OKUTA LOHAS studioデザインチーム 様

〇奨励賞(建築部門)
「さいたまで太陽に寄り添う木のお家 –Passive House with WOOD-」 ■作品
昭栄建設株式会社 脇坂 隆洋 様

〇奨励賞(建築部門)
「西川材や青森のヒバなど国内の銘木と「大谷石」を使った【自然の癒しサロン&住まい】」 ■作品
株式会社高砂建設 様

〇奨励賞(アイディア部門)
「CEMSを用いた地域連携スマートシティ」 ■作品
近藤建設株式会社 吉田 亜希子 様

総評
2020年10月に菅首相は2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言し、その後2030年度に温室効果ガスを2013年から46%削減することを目明日と表明した。2022年度の環境住宅賞応募作品は、カーボンニュートラルな社会を目指すという大きな方向性を理解して、具体的な提案に結び付けようとする建築設計者の工夫が見られて頼もしく思われた。
環境性能の高い作品、自然環境と共生する作品、そしてリフォーム案も、コミュニティとしてのまちづくりも応募していただき、総じてレベルの高い作品が集まった。このことは、この賞の主旨が周知されてきたこと、省エネ法の改正など、省エネの規準に関する理解が深まったことなど、社会のニーズが環境住宅を後押しし始めたのではないかと期待を抱かせる内容だった。
建築部門で15の作品が集まったが、そのうち半分以上がAレベル、Bレベルの高い評価を得た。アイデア部門でも23の作品が応募され、廃棄物利用や3Dプリンターで作るような最先端技術の提案も楽しかった。まだまだ、パッシブ手法にはたくさんの方法があるのだから、それらを現実に使えるようなアイデアが欲しいところである。学生部門は1作品と少なかったのは残念だった。しかし、今年の1作品は工業高校からの作品で、しかも意欲的なもので心に打たれるものがあった。
この住宅賞は地域の風土と個性を反映し、巧みになり、社会を自然の力を利用して、エネルギーの少ないやさしい住宅が生まれることを期待している。                                                        審査委員長 中村 勉

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